Wednesday, January 6, 2010

「パパ、ママ、バイバイ」 - 横浜の米軍機墜落事件

CHANCE! FORUM MLでご一緒のあつこばさんのブログで
「普天間移設」は、どこかが受け入れるべきなのか?‏
を拝見した際に、同MLでこれまたご一緒している茅ヶ崎のオジサン(しつこく見えるので、「さん」を省略します)のコメントを見かけて、オジサンのサイトをちょっと覗いてみました。

そこで初めてこの事件を知ったのですが、むごい事故のうえに日本国民、という以前に人命をないがしろにした権力者たちの対応に怒りを覚えました。

ふたりの幼子を殺されたうえに、不当な扱いを受け続けた土志田和枝さんの無念は如何ばかりだったか。


1985年、港の見える丘公園に建立され、和枝さんのお父様が寄贈なさった愛の母子像に念願の碑文がつけられたのは2006年1月17日のことだったそうです。

和枝さんのお父様がお書きになった本『米軍ジェット機事故で失った娘と孫よ(『「あふれる愛」を継いで』から改題された)』も、機会があったら読みたいと思いました。

私ともご縁のある、良質、重要な情報を善意で!の出版社、七つ森書館さんの本です。

そのお父様、勇さんも2008年の1月に亡くなられたそうです。
愛娘と孫の成長を見る楽しみを奪われた父、祖父としての悔しさが、本のタイトル改題や、碑文を諦めずに活動されていたことからも伺われます。勇さんのためにも、この話は広く伝えていかなければなりません。

その本の紹介ページに書かれた佐高信さんの指摘、

 また、信太さんは、多くの日本人がこの重大な事故を忘れてしまっているのは、翌9月28日に日本赤軍によって日航機がハイジャックされ、赤軍兵士ら6人が釈放されるまで世間の耳目はそちらに注がれたからだろうとも言っていました。
(引用終わり)

う~ん、なんというタイミングでしょう。
U$A(米国の邪悪な部分を意味する)の属国となった日本の"首脳"とか"指導者"と間違って呼ばれる政治家たちは、これで和枝さんたちの事件を「うまく隠せる」と喜んだのかもしれません。メディアもそれに協力したのでしょうか。

早乙女勝元著、『パパママバイバイ』

には、

 その人たちも、爆風ではねとばされたり、傷をうけたりしていましたが、外にいて見はらしがききましたので、とっさに難をさけられたのです。でも、自分のことはかまっていられません。火炎地獄の中から這い出してきた人は、一分一秒をあらそうのです。火ぶくれだらけの女の人を助けて、すぐさま、車で病院へ向おうとしたとき、路上に血だらけでたおれている男の子が……。

「両手両足はもとより、からだじゅうの皮がむけて、血のかたまりとおなじでした。もう声を出す力もないほどでした……」

 それが、小さなヤス君だったのです。

 そのとき頭上には、ぶるんぶるんとエンジンのうなりをひびかせて、一機のヘリコプターが飛びまわっていました。海上自衛隊の救難ヘリでした。

 いちはやく情報を知って、火ぶくれ血みどろの人たちを助けにきてくれたものとばかり、だれしも思いました。重傷の人たちの手当は、早ければ早いほどよいのです。どんなケガでもそうですが、とくにジェット燃料によるやけどは、皮膚だけではなく、筋肉まで焼いてしまいますから、その治療には、はじめの五、六時間がとても大事なのです。それにしても、事故のおきたとたんに、救助のヘリコプターがやってきたのは、ちょっと、手ぎわがよすぎるというものです。

 やがて、このヘリコプターが、だれの命令で、なんのためにやってきたのかがあきらかになりました。

 救助は救助でも、自衛隊のヘリが助けたのは、パラシュートを引きずって、ゆったり歩いてきた二人のアメリカ兵だったのです。

「サンキュー」

 よくきてくれた、といわんばかりです。

 アメリカ兵を乗せたヘリは、地べたにうずくまっている火ぶくれの人や、まだ燃えさかる樹木や人家にはおかまいなしに、ワッサワッサとプロペラを回転させ、またたくまに空高く舞いあがって、消えてしまいました。
(引用終わり)

と書かれているそうです。
本当に情けない、というかなんというか...しかし、そのあたりは今も変わりないのではないかと思います。

とにかくこういう悲劇が二度と起こらないように、"普天間移転"なんていってないで すべての基地をさっさと閉鎖して超トンデモの「思いやり予算」を日本人のために使ってほしいですね。

今度日本へラベンダーの季節にに帰ることがあったらハーブガーデン和枝園を訪ねてみたいし、

横浜か横須賀の母子像にも娘を連れて行けたら、と思います。

合掌

<参照>
1977年9月27日「横浜・米軍機墜落事件」とは?

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