Thursday, April 21, 2011

母乳調査・母子支援ネットワークの記者会見&福島老朽原発を考える会の対政府交渉および質問書

チェルノブイリ子ども基金 の向井さんから、今日3時からの記者会見と、同じく今日対政府交渉活動に出ている「福島老朽原発を考える会」が原子力安全委員会と文科省に出した質問書が送られてきました。ずっと見てきて「これは本当に一大事だ!」と思っているので、次々行動に移す人々がいることに勇気付けられています。が、きっともっと多くの国民が動かなければいけない、とも。

会見や行動に参加するという意味では時間的に間に合わなくて申し訳ありませんでしたが、以下に転載します。

<母乳調査・母子支援ネットワーク記者会見>
日時  2011 年 4 月 21 日午後 3 時~
会場 厚生労働省

マスコミ関係者の皆様へ
母乳に放射能汚染の心配があります。
汚染の高かった地域のお母さんたちに母乳の検査を呼びかけます。
全国の皆さんに母乳検査と母子の支援を訴えます。


 私たちは、「本当に母乳に放射能汚染はないのか」という事を心配して、茨城県のお母さんたち 5名、福島県 3 名、宮城県 1名 に母乳を提供していただき、放射能検査をいたしました。その結果、茨城県のお母さんの母乳の複数から、ヨウ素-131 が検出されました。福島県の方の母乳は不検出(1名検査中)、宮城県の方の母乳も不検出でした(セシウムは不検出)。
*数値は記者会見で発表

 実際に母乳の放射能汚染があった事は衝撃です。原因は、様々考えられますが、公開されている空気・水・野菜・原乳の汚染の高かった地域のお母さんたちの母乳は、もしかしたら赤ちゃんに与えるには高いレベルにあるかもしれないと私たちは心配して います。

 今回母乳を提供してくださったお母さんたちは、赤ちゃんのためを一心に思い、勇気をふるって協力してくださいました。これからこうしたお母さんたちを支援するために、母乳の調査を広く実施するとともに、万一数値が検出された場合でも安全なところへの一時避難や安全な食べ物や水、粉ミルクや他のお母さんからの母乳の提供など、お母さんが希望される事をバックアップするネットワークを作りたいと思います。

 国は、繰り返し「直ちに健康障害の恐れはない」とだけ言いますが、果たしてそうでしょうか。チェルノブイリでは子供たちの白血病や甲状腺ガンがピークに達したのは10年後でした。

 私たちは、市民のネットワークの力で母乳の放射能汚染のデータを持っておきたいと思います。過去に原爆症、水俣病、 カネミ油症、薬害等々、国の研究は被害者である市民を守るものではなく、長年被害者を苦しめる側にありました。今もって母乳の調査がされていない、又は発表されない事は国は内部被曝の証拠が消えるのを待っているのでしょうか。

 母乳調査は、目には見えない内部被曝の実態を唯一目に見える数値にする指標ともなります。いろいろな食べ物や環境、 生活パターンなどを合わせてデータ化することは、貴重な内部被曝の実態とその原因や対策を考えるきっかけにもなると確信します。

 『母乳調査・母子支援ネットワーク』は、福島県、茨城県を始めとする放射能汚染を受ける可能性のある地域のお母さんに向けて母乳検査を呼びかけると共に、全国の皆さんに、母子を支援する検査の資金カンパ、母子を支援する様々な取り組 みにお力をお貸しいただけ ますよう、呼びかけます。

2011 年 4 月 21 日

母乳調査・母子支援ネットワーク

発起人 村上喜久子・大賀あや子・宇野朗子・大石光伸・村井和美・河田昌東・向井雪子・黒部信一・高橋智津子・村上麻衣

ホームページ: http://bonyuutyousa.net/

カンパ先 郵貯 普通  12170   70089991  
母乳調査・母子支援 ネットワーク
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<福島老朽原発を考える会より>

みなさまへ 転載可

福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、原子力安全委員会が子どもは年10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましいとの見解を示しましたが、文部科学省はあくまで「基準は20ミリシーベルト」とし、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしています。行政の都合により子どもたちが被ばくの危険に晒されています。

確実に広がる放射能、福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染、20%が個別被ばく管理が必要なレベルの汚染状況にあります。子どもたちを原発内で遊ばせるようなものです
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/77b1f6c632e436b9bd3d14d5796877ee/page/1/

福島のお母さんから多数の叫び声が寄せられています
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html

この問題で、原子力安全委員会と文部科学省宛で質問書を4月15日付で福島みずほ事務所を通じて提出し、これに基づき4月21日の木曜日に対政府交渉を行うことが決まりました。ご賛同いただいた厚生労働省交渉をうけた政府宛要望書の提出も同時に行われます。事前の打ち合わせからご参加ください。

阪上 武(福島老朽原発を考える会)

■子どもまで20ミリシーベルト!?放射線被ばく基準に関する対政府交渉

・4月21日(木)
・集合 参議院議員会館ロビー 11:00
・事前打合せ 参議院議員会館B107 11:15~12:30
・対政府交渉 参議院議員会館B107 12:30~13:30
・取材対応  参議院議員会館B107 13:30~14:00
・終了後、相談会を行います
・原子力安全委員会と文部科学省、両者の出席を求めています。
・設定は福島みずほ事務所にお願いしています。問合せは以下まで。
・問合せ 阪上まで 090-8116-7155
****************

「計画的避難区域」の年間被ばく線量20ミリシーベルトと、
福島県内の学校の放射線被ばく安全基準についての質問書


子どもの年間被ばく限度は20ミリシーベルトなのか

原子力安全委員会 御中
文部科学省 御中

 政府は、「計画的避難区域」について、年間被ばく線量を20ミリシーベルトと設定し、それ以下の場合は避難の必要なしとする見解を示している。
 今回、福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、内閣府原子力安全委員会は4月13日、年間の累積被ばく放射線量について「子どもは10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましい」との見解を示し、10ミリシーベルトを目安とするよう文部科学省に伝えたと報道されている。この経緯について原子力安全委員の代谷誠治委員は記者会見で、「校庭で土壌から巻き上げられた放射性物質を吸い込み、内部被ばくする場合のあることを考慮すべきだ、少なくとも大人の半分をめざすべきだ」と述べた。
 ところがその後、文部科学省は4月14日の参議院文教科学委員会で、「基準は20ミリシーベルト」と答弁した。また、4月15日の閣議後の会見で高木文部科学大臣は、「目標は20ミリシーベルト」と語り、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしている。

(1)文部科学省は、子どもにも一般成人と同じ20ミリシーベルトの年間被ばく限度を適用するという見解なのか。そうであれば、その理由と根拠を示すこと。

(2)子どもの放射線にたいする感受性は成人よりも高く、より厳しい基準が必要である。文部科学省としては、子どもについて、どの程度考慮すべきと考えているのか。

(3)安全委員会は、「計画的避難区域」の年間被ばく限度20ミリシーベルトという見解を示している。
1 この見解は、安全委員会としていつ発表したのか、その文章を示すこと。
2 この見解の根拠を示すこと。
3「計画的避難区域」について、子どもの被ばく限度に関する設定はあるのか。

(4)安全委員会の代谷誠治委員は、「子ども10ミリシーベルト」について、
個人的見解とも述べている。これは個人的見解なのか、安全委員会としての見解なのか。
 安全委員会としての見解であれば、この見解をどのように文部科学省に伝えたのか。文章があれば示すこと。

(5)文部科学省が示した、子ども20ミリシーベルトの被ばく限度は撤回し、少なくとも現行の1ミリシーベルトを維持するべきではないか。

2011年4月15日
 福島老朽原発を考える会
  東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 共同事務所AIR
  TEL/FAX 03-5225-7213
 グリーン・アクション
  京都市左京区田中関田町22-75-103
  TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
  大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階
  TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

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上記への追記

文科省は19日夜、福島県の学校における安全基準を公表しました。福島の子どもたちに年間20ミリシーベルトの被ばくを強要するものになっています。これは、現行の規制値1ミリシーベルトをかなぐり捨てるものです。放射線の子どもに対する感受性が成人よりも高いことから線量は10分の1以下に抑えるべきとしたこれまでの文科省の指導にも反します。

今回の安全基準は、1時間当たり3・8マイクロシーベルト以下であれば校庭の使用も許可するという内容ですが、この空間線量の場所に1年間居ると、33ミリシーベルトという高線量となります。文科省は、屋外に8時間、空間線量が半分の屋内に16時間居ると想定し、年間20ミリシーベルトと見積もっているようですが、それにしても考慮されるのは外部被ばくだけです。食品による内部被ばくや原子力安全委員会が指摘した「校庭で子供が走ると、舞い上がった砂ぼこりを吸い込み、内部被ばくの危険がある」ことは考慮されていません。福島の子どもたちは20ミリシーベルトを大きく超える被ばくを強要されるでしょう。

文科省の措置は、避難区域を福島市に広げないためのものに過ぎません。行政の都合で子どもたちの健康が脅かされています。福島の子どもたちを見殺しにしようとしています。文科省は今回の安全基準を直ちに撤回すべきです。

21日の対政府交渉に結集してください。安全基準の撤回を要求しましょう。福島のみなさんも是非ご参集ください!

福島老朽原発を考える会


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