Tuesday, May 3, 2011

福島原発、ひとつは核爆発だった~二枚舌を使い、事実を隠蔽する核産業~チェルノブイリのように閉じ込めるのは不可能&【必見!】100万人の犠牲者(動画)

2061年までに、福島から200km圏内で被爆した人の41万7,000人が癌になるとの予測
でご登場願った英国のクリス・バズビー教授(以下、CB)が、またロシア・トゥデイ(以下、RT)でインタビューされています。

バズビー、福島をチェルノブイリのように閉じ込めることは出来ない。皆、海へ出る」と題されたビデオを訳しましたので、ご覧ください。またもうひとつ非常に重要なビデオ「チェルノブイリ - 100万人の犠牲者」をご紹介します。これはなんとかして、原発周辺(バズビー教授の考えから行くと70キロあたりまで)の人々、殊に母親、妊婦、若い女性に見てもらいたいインタビューです。そういう方々を沖縄に避難させようとしている人々のブログで、「周囲の目を気にしたり止められたりして、避難が出来ない妊婦」という話が

【原発震災】妊婦の避難を阻む呪縛
http://www.alterna.co.jp/5516

と題されてネットに出ていましたが、このビデオが伝える事実を知ったら、今すぐ避難することの重要性を理解してもらえるかもしれません。

では、まずロシア・トゥデイのバズビー教授インタビューからご覧ください。


RT: チェルノブイリの記念日を迎えて、多くの人は「世界は核の安全について、あの悲劇から学ばなかった」と言っていますが、ここで欧州放射能危機委員会の科学担当幹事クリストファー・バズビー教授に日本での今世紀最悪の核の危機について伺います。バズビー教授、ご出演ありがとうございます。まずメディアで大きく報道されてはいないのですが、福島での原子炉容器の爆発のひとつは伝えられたようにガス(水素)爆発ではなく、核反応だったという報告があります。もしそれが本当なら、原発を管理しているTEPCOがそんな最悪の展開を隠すようなことはしませんよね?

CB: 彼等がそれを隠すことはあり得ると思います。原子力産業界は二枚舌を使い、事実を隠蔽する行為をくり返してきました。どこを見ても、常に情報をどうにか変えて、彼等が優位にいられるようにしてきた。私もあれは多分核爆発だったとみていますが、原子炉ではなくて使用済み燃料が入っていたタンクでだったということが今はかなり確かな見方だと。あのタンクで何らかの核爆発があったと。あのプルトニウムの、MOX燃料の入ったタンクでの爆発ですが。あのビデオを観た人なら誰でも、あの巨大な爆発を見て「水素爆発だ」とは思わなかったでしょう。

RT: もしそれが本当で、水素爆発ではなく核爆発だったら、その結果はどうなりますか?

CB: いや、実際さして違いはありません。問題は膨大な数の燃料棒、放射性の燃料棒が空中に吹き飛ばされて気化したたことで、非常に多くの放射線の動きが周辺に起こされたことです。それに溶融があったことと今も核分裂が起きているらしいこと、それは容器にひびが入っているせいかもしれない。とにかく原子炉の中で核分裂が起きているということで、10の14乗、1のあとにゼロが14個ですが、それほどのベクレルの放射能が毎日放出されていると。これは本当に深刻な事態です。言及しておきたいのは、チェルノブイリの原発も核爆発だったという証拠があります。2週間ほど前にベルリンでその詳細を聞きましたが、そのときの同位元素の測定値から、チェルノブイリも水素爆発ではなく核爆発だったことがわかっています。

RT: 多くの解説者はチェルノブイリと福島は比較にならないと言っていますが、あなたは福島はもっとひどいことになる可能性があるとおっしゃいました。今尚、その見解をお持ちでしょうか、もっとひどくなると?

CB: えぇ、私はもっとひどくなる可能性はあると思います。その理由は(福島がチェルノブイリと比べて)事態の収拾がついていないということ。ソビエトはチェルノブイリで起きていたことを封じ込めるために、もっと迅速に行動したということは言っておかなければなりません。日本は人々を避難させる面でものんびりしていて、いまだに禁止すべき区域から人々を十分に脱出させていない。私に言わせれば、最低でも60から70キロにはしないと。70キロ離れた地点でも相当量の放射能が検出されているという報告もありますし、その数値はチェルノブイリの避難区域より高いものだったと。東京か、東京南部での放射能レベルも上がっているという。ですからその違いは、日本ではチェルノブイリよりもっともっと多くの人口が危険にさらされているということです。チェルノブイリの放射能は幸いなことに北に向かって、南のキエフには(それほど)行かなかった。だから被曝した人口もそれほど多くはない。言っておきますが、私たちが計算したチェルノブイリからの癌による死亡者数は100万人という単位ですよ。140万人というのが、先のベルリンでの会議でECRRのリスクモデルを使って計算した結果です。福島原発の事故でも、ほぼ同じような数が予測されています。(ここでRTのキャスターが話し出したのでよく聞こえないが、「避難しなければいけない人たちが、そうした運命をたどる」というようなことを言っているのか?)

RT: 何故、何故なんでしょう、私が読んだあるニュース・サイトでは「長期的な健康面へのダメージはよくわかっていないが、人間の健康面への危険性は低いと思われる」とあったのです。実際これまでに福島の放射能汚染による死者は報告されていないし。それはまだ早すぎるからでしょうか、またはあなたが「事態に過剰に反応したり、大げさに言っているのではないか」と言う人がいるかもしれませんが、どうでしょう。

CB: (こうした見解を出すのには)早すぎるということではなく、チェルノブイリの例からも、すでにわかっているのです。疫学的な測定結果が出ている。数多くの研究報告が、チェルノブイリ後の癌をはじめ様々な種類の疾患の増加を示しています。「歴史を無視する者たちは、それをくり返す」と言うほかありません。そんな見方をする連中は概して核産業と結びついていますし、実にたくさんのお金がこの判断をどちらにするかで動いているのです。

RT: 簡潔に、日本の関係機関は9ヶ月で覆いをかけ、原子炉を冷却し、放射能漏れを止めるなどすべて終えられる自信があると言っています(このあたりで、バズビー教授のイヤホンが壊れてしまった模様)。この問題を9ヶ月で解決できるでしょうか、それがこの大惨事の終焉になるでしょうか?

CB: すみませんが、イヤ・プラグがおかしくなって

RT: それは申し訳ありません、お聞きになれなかったようで。簡潔に願いますが、9ヶ月で原発に覆いをかけ、原子炉を冷却し、放射能漏れを止めることができると日本の関係機関が自信を持って言っていますが、彼等同様に(その予測に)自信がおありですか?

CB: そうは思えません、そうはならないと思います。原子炉に覆いをかけるというが、まだ核分裂している。となると核分裂した物質が地面に向かい、海へと流され、外へ出て行きます。コンクリートをかぶせて、核分裂している原子炉を閉じ込めることはできません。それは不可能です。

RT: 最後ですが、また簡潔に。今「海に流される」とおっしゃったけど、チェルノブイリは内陸でしたが福島は太平洋岸に立っている。それは、日本から離れたもっと広範囲の地域への放射能汚染にとって、どれほど重大なことでしょうか? 簡単にお願いします。

CB: そうですね、すでに米国で(放射性)物質が出ていますし、ウラニウムとプルトニウムの濃縮物がハワイやマリアナ諸島のエア・フィルターから出ています。それに海に出た汚染は海岸を伝っていきます。こうした見方は核産業や日本の関係機関からけなされているが、とてもとても深刻な状況です。この結果人々が病気になり、死ぬことになるので、私からすれば非常に重大な問題なのです。

RT: バズビー教授、大変興味深いお話をありがとうございました。ロンドンから生中継でお話し戴きました。
(和訳終わり)

今度は「チェルノブイリ - 100万人の犠牲者」というインタビューですが、エンベッド・コードで貼り付けても日本語字幕はつかないかもしれないので、

もし字幕が出ないようでしたら、こちらでご覧ください。

何度も言いますが、目に見えず、触れてもわからず、臭いもない放射能ゆえにその危険性が理解されていないと思います。数年後に後悔することになる前に、なんとか避難する方がひとりでも増えることを願って。

その決断の困難さは十分想像されますが、事実をきちんと認識したうえで決断して戴きたいと思います。


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