Tuesday, June 14, 2011

広瀬隆 「送電線を自家発電に解放せよ!」(小川みさ子さん経由)

ちょっと休暇で留守にしていました。原発問題は続いていて、鹿児島市会議員の小川さんからは引き続きメールがボンボン送られてきています。

そのなかから、まずは今朝届いたものを、ハイライトやリンクを勝手に入れ込みながら転載します。

Tue, Jun 14, 2011 at 9:08 AM
Fw: 送電線の解放について・・・広瀬隆

お早うございま~す。議会での質問通告前でねじり鉢巻き。とは申しましても昨晩も<NPO法人食の家族の理事会を終え、園山農園を後にしたのは深夜pm11時13分でした。前回は多分am2:00だったかなぁ。毎回熱い会議です。

昨日は退職女性教職員の会で、被ばく労働していた男性と反対連協の鳥原会長が講演されました。コーディネイトした私も本会議後に駈けつけ、共に昼食。それから鳥原さんと私は、午後4時まで、3・11以後の経過を確認しあってそれぞれの夜の会議に走りました。客観的に見て可哀そうになる位、真面目な私たち。泊りこんで脱原発を話し合うこともあるくらいですし~自画自賛!?

今朝、子どもの同級生のママから携帯へメール。「イタリア国民投票94%で脱原発したね。今、NHKのニュースで”脱原発して火力と自然に頼れば 今より千円電気代が上がります。”って、なんだか原発推進派?」とありました。

放射能汚染地帯みたいないい番組(「放射能汚染地図」のことですね)作るんだから、こんな報じ方やめてよね!と言いたいですよね。皆さん、私たちも語り部になって事実を伝えましょう~!

確か今、原発54基中37基止まってるんですよね。さてさて今朝は、たった今届いた広瀬さんのメールをお届けしますね~。九電はうそつきだ~!!! 拡散お願いしま~す。みさ子拝


●広瀬隆さんより

 現在の反原発運動についてひと言申し上げます。
 みなさんにもこれを広めてください。

 電力会社の原発はほぼ5000万kWだが、今夏のピーク時には、福島第一が廃炉になり、福島第二、東通、女川、東海第二が全滅し、浜岡が停止、柏崎刈羽が3基再起不能で停止、さらに全土で定期検査中の原発が運転再開不能のため、事実上1300万kWしか稼働しない状況にある。

 この頼りない原発より、資源エネルギー庁が公表している産業界の保有する自家発電6000万kW(昨年9月現在、添付ファイル↓)のほうが、はるかに大きなバックアップとしての発電能力を持っている。

「原発の代替エネルギーとして自然エネルギーに転換せよ」という声が圧倒的に多いが、日本人が“快適な生活”をするために使っている電気の大半を生み出しているのは、現在は火力発電である。この火力発電は、日本においてきわめてすぐれた世界最高度のクリーンな新技術を導入しているので、何ら問題を起こしていない。決して原発が、電力の大半をになっているのではない。原発は事故続きで、4分の1も発電していない。

 自家発電をフルに活用すれば、このすぐれた、クリーンな火力だけで、「まったく現在のライフスタイルを変えずに、節電もせずに、工場のラインを一瞬でも止めることなく」電気をまかなえる。これは、将来、自然エネルギーが不要だと言っているわけではない。多くの人が抱いている「自然エネルギーで代替しなければ原発を止められない」という現在の反原発運動の固定観念は、まったくの
間違いである。


 将来のエネルギー構成をどうするべきかについてはここで論じないが、原発を止めるのに、選択肢の一つである自然エネルギーは、今のところ特に必要ではない。つまり、産業界を味方につけて自家発電をフルに活用し、原発を止めることのほうが、もっと重要である。

 週刊朝日6月10日号で私が特集したように、週刊朝日の記者が各電力会社に取材した結果、興味深い電力需給について裏の構造が明らかになった。全国で、電力会社が他社受電の発電能力を秘密にして、取材にも答えようとしなかった。特に九州電力だけは、「発電設備ごとの能力の内訳は公開していない。経営戦略情報なので教えられない」と、火力・水力・他社受電(自家発電からの買い取り)・原子力の内訳さえも答えないというトンデモナイ非常識な態度をとった。この九州電力が、原発を動かせないので夏に電力不足になる、と言い立てている。

なぜ電力会社は、これら当たり前の事実を隠そうとするのか、という疑問から、ここで重大なことが明らかになった。

 それは、「電力会社が自家発電をフルに利用すれば電力不足が起こらない」、この事実を国民に知られると、産業界からも、一般消費者からも、「送電線を自家発電の民間企業に解放せよ!」という世論が生まれる。そして制度が改善されて、誰もが送電線を自由に使えるようになると、地域を独占してきた電力会社の収益源の牙城が崩れる。送電線の利権だけは、何としても電気事業連合会の総力をあげて死守する必要がある、と彼らは考えている。九つの電力会社にとって、福島原発事故を起こした今となっては、原発の確保より、送電線の確保のほうが、独占企業としての存立を脅かすもっと重大な生命線である。そのため、自家発電の電気を買い取らずに、「15%の節電」を要請するという行動に出てきたのである。

したがって日本人は、「自然エネルギーを利用しろ」と主張する前に、「送電線をすべての日本人に解放せよ!」という声をあげることが、即時の原発廃絶のために、まず第一に起こすべき国民世論である。何しろ、送電線が解放されて、安価に送電できなければ、自家発電ばかりでなく、自然エネルギーの自由な活用もできないのだから。

 原発廃絶は、反原発運動の自己満足のために実現されるべきものではない。産業界も含めた、すべての日本人のために進められるべきである。  広瀬隆

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(*^o^*)  ♪小川みさ子と仲間たち♪  無所属 草の根市民派
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