Friday, July 15, 2011

高木仁三郎さんの特集

ウィキペディアによると

2011年7月3日 テレビ朝日 サンデーフロントラインで特集された。

とあるので、つい10日ほど前に放映されたものだと思われる映像が阿修羅に載っていました。高木さんのことを知ったのは、TUP速報で最初の本を出して戴いた七つ森書館さんからその本が届いたときではなかったか。同社の書籍一覧のようなものが同封されていて、そこにお名前を見たのが最初でした。

すでに亡くなられたあとでしたから、お会いしたこともありませんが、京大原子炉実験所の小出さん同様、真実をねじ曲げて生きることを潔しとしない方だったと。

奥様が、「批判する人を排除する社会構造が一番怖い」とおっしゃっていますが、それはまさに9/11から温暖化人為説の嘘、ケムトレイル等々で私が経験してきていることと全く同じですね。まぁ、対抗している連中からすれば、排除するしか手がないからそうしているだけなんでしょうが。

高木さんにはお会いできなかったけれども、私たちには小出さんをはじめ、幾人かの良心に基づいて行動なさっている科学者たちがいらっしゃるので、それを大変ありがたいことだと思っています。

「原発ゆえ発展できた」みたいな原子力ムラに気を使っているとしか思えないアホな発言や、推進派の男性が、なんとか安全を確保して(原子力を使い続けるべき)などと言っているのには呆れますが、自分たちが嘘をついてきたことが見えていないのか、はたまた意図的或いは無意識のうちに見ないようにしているのか? ですね。これも9/11ほか多くの問題と共通しています。

でもルポの部分は「反原発に向かうべき」と思わせるような言葉で終わっているので、メディアも随分変わってきたのかもしれないと思わされました。

ついでと言ってはなんですが、原子力資料情報室のサイトにある高木さんのページから、友へ-高木仁三郎からの最後のメッセージを勝手に転載させてもらいます。

まだ即時全廃のゴールには届いていないけれども、大先輩の高木さんから勇気を頂戴するような気分で、読んでみてください。高木さんご自身が「全国、全世界に真摯に生きる人々と共にある」と書いていらっしゃるけれども、本当に「真摯に生きた」方だったのだろうと思います。もうちょっと長生きして戴きたかったけれども。

近い将来、「高木さん、遂にやりましたよ!」と報告できるようにしたいものです。

友へ 高木仁三郎からの最後のメッセージ

「死が間近い」と覚悟したときに思ったことのひとつに、なるべく多くのメッセージを多様な形で多様な人々に残しておきたいということがありました。そんな一環として、私はこの間少なからぬ本を書き上げたり、また未完にして終わったりしました。

未完にして終わってはならないもののひとつが、この今書いているメッセージ。仮に「偲ぶ会のためのあらかじめのメッセージ」と名付けますが、このメッセージです。

私は大げさな葬式のようなことはやらないでほしい。もし皆にその気があるなら「偲ぶ会」を適当な時期にやってほしい、と遺言しました。そうである以上、それに向けた私からの最低限のメッセージも必要でしょう。

まず皆さん、ほんとうに長いことありがとうございました。体制内のごく標準的な一科学者として一生を終わっても何の不思議もない人間を、多くの方たちが暖かい手を差しのべて鍛え直して呉れました。それによってとにかくも「反原発の市民科学者」としての一生を貫徹することができました。

反原発に生きることは、苦しいこともありましたが、全国、全世界に真摯に生きる人々と共にあることと、歴史の大道に沿って歩んでいることの確信から来る喜びは、小さな困難などをはるかに超えるものとして、いつも私を前に向かって進めてくれました。幸いにして私は、ライトライブリフット賞を始め、いくつかの賞に恵まれることになりましたが、繰り返し言って来たように、多くの志を共にする人たちと分かち合うべきものとしての受賞でした。

残念ながら、原子力最後の日は見ることができず、私の方が先に逝かねばならなくなりましたが、せめて「プルトニウムの最後の日」くらいは、目にしたかったです。でもそれはもう時間の問題でしょう。すでにあらゆる事実が、私たちの主張が正しかったことを示しています。なお、楽観できないのは、この末期症状の中で、巨大な事故や不正が原子力の世界を襲う危険でしょう。JCO事故からロシア原潜事故までのこの1年間を考えるとき、原子力時代の末期症状による大事故の危険と結局は放射性廃棄物が垂れ流しになっていくのではないかということに対する危惧の念は、今、先に逝ってしまう人間の心を最も悩ますものです。

後に残る人々が、歴史を見通す透徹した知力と、大胆に現実に立ち向かう活発な行動力をもって、一刻も早く原子力の時代にピリオドをつけ、その賢明な結局に英知を結集されることを願ってやみません。私はどこかで、必ず、その皆さまの活動を見守っていることでしょう。

私から一つだけ皆さんにお願いするとしたら、どうか今日を悲しい日にしないでください。泣き声や泣き顔は、私にはふさわしくありません。

今日は、脱原発、反原発、そしてより平和で持続的な未来に向かっての、心新たな誓いの日、スタートの楽しい日にして皆で楽しみましょう。高木仁三郎というバカな奴もいたなと、ちょっぴり思い出してくれながら、核のない社会に向けて、皆が楽しく夢を語る。そんな日にしましょう。

いつまでも皆さんとともに
高木仁三郎
世紀末にあたり、新しい世紀をのぞみつつ


★転送・転載の際は、この記事のURLを必ず入れてください。

一人でも多くの人々に読んでもらうため、応援のクリック↓をよろしく!
そして、これを読んだあなたも周りの人々に知らせてくださいね。
人気ブログランキングへ

No comments:

Post a Comment